[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
米
幼少より、白米が好きではなかった。
全ておかずだけで構成すればいいのに。
なぜ、毎回のように白米が真ん中に鎮座するのか?
おかずのほうが割高で手間もかかることは子供にも分かっていた。
「ウルトラマンに変身できるのは3分まで」
そんなルールを無理に作って、費用を下げようという魂胆である。
また、おいしいものをたくさん食べてはいけないという
節度の美意識がそうさせるのかもしれない、などと子供ながらに思った。
いずれにしても、
白米は、色が無く、匂いも味も無く、何も無い。
費用と手間をかけていない食卓ほど、白米への依存が高い傾向もあった。
白米は、「つまらないもの」の象徴であった。
------------------ 広告 -------------------
PR